2014年8月の太田さん(3)

太田螢一の襞々
「ヒュードロドロ。
 ここんとこやや涼しめになって夏もいよいよ最終章。とはいえどうせ又残暑はぶり返すし台風は来るわでそうすんなりと秋のプレリュードとはゆかなさそうね。ということで今のうち怪談でも読んだり聴いたりしときたいもの。どんな怪談が印象的だったかと訊かれるならば小説ならば迷わず橘外男の『蒲団』とこたえよう。怪談でフトンの話と言うと小泉八雲の鳥取の蒲団の話が有名だけどそちらは頑是ない子供達の儚げな話で幽霊なんかよりこの世の不人情の方がよほどイヤなものねと思っちゃうような内容だが橘外男の『蒲団』はセピア色の世界にヂクヂクとマゼンタのインクが滲み出してくるような凄惨さを予感させてくれる。ちりめんの蒲団にまつわる短篇なのだけれど語り口といい、話の組み立て、細やかな描写、弛みのない緊張感、そして余韻、実に良くできた傑作! 橘外男は外男というくらいで文学の流れの外側でやや妄想的な娯楽作を書きつのった怪作家で再評価されるべき人ね。
 古典話芸の方なら『江島屋騒動』かなあ。三遊亭円朝作でダクダクと長い話から怪談部分が独立したもの。インチキ商売してた大きな商家が母娘に祟られて滅亡するといった因縁話。印象的シーン、気の利いたシチュエーションに、映像的に引きこまれてしまう。古今亭志ん生もしくは古今亭今輔の録音で聴けるはづ。
他にも久生十蘭の思わせぶりな小粋な怪異譚とかすごく好き。

 まあ、怖いか怖くないかとか、そおいう事よりやはり作品のクオリティが磨かれてないと満足ゆかないものね。うらめしー。」


2014年8月の太田さん(2)

太田螢一の襞々
「 Listen in Summer !
 真夏になると毎年一度は百果園頭のカルメン・ミランダ (Carmen MIRANDA) 聴きたくなるんだよね。へなへなうだうだの気分を華やかな炭酸水のように楽しくスカッとさせてくれる。言葉達が彼女の口から出た途端にオノマトペ化して陽気にチャーミングにはじけ出す。ブラヂル時代は身をよじるせつな気な歌もけっこう歌っててそれはそれで良いのだけれどアメリカで「唄う映画スタア」になってからの方がよりデフォルメされてて極端で私は好きだ。おつむのデコデコもどんどん増量してゆき、いー感じだ。
 ビバリー・ヒルズの自宅の浴室で手鏡を手に亡くなっていたそうだけどその手鏡にはあどけない少女の彼女が一瞬映ったかも。今でもリオの上空あたりで派手やかな鳥となってにぎやかな歌をさえづってそう。

 どれも好きなのだけど

・カルーンパパ (Ca-Room' Pa Pa) 凝っててドタドタしてて面白い。
・タイ (Tahi) ブラヂル時代の曲。キュートなのが一層せつな気。
・クアント・レ・グスタ (Cuanto Le Gusta) 楽しげなのの代表曲。このタイプが多いかも。
・イプシーアイオー (Yipsee-I-O) まさに映画の為の曲。やけに景気がよい。

あたりが一番おすすめかなー。ついでに並木路子 (Michiko NAMIKI) ちゃんのバナナ娘 (BANANA-MUSUME 1950) もサトウハチローの歌詞が可愛くって大好き。」

Carmen Miranda "Ca-Room' Pa Pa" (1950)


2014年8月の太田さん(1)

太田螢一の襞々
「ローレン・バコール (Lauren Bacall) 亡くなったそうね。素敵な目つきだったねー。謎めいて横にキューッと切れてて。1940年代のニヒルな時代をベロニカ・レイク (Veronica Lake) の髪型とともに象徴した目つきね。」


2014年7月の太田さん(2)

1983年に元ヒカシューの井上誠氏によって制作された「ゴジラ伝説」が30年の時間の海から上陸!
今年の秋に覆刻されることとなり、作詞や曲名やらで協力させてもらったこともあり、この日、ブックレット用にちょっとしたインタヴューを受けたのでした。




新宿にて井上誠氏とボケ写



井上氏のスタヂヲに飾られた「うわさの人類」ジャケツ原画。
写真: 井上誠 氏


2014年7月の太田さん(1)


中ザワヒデキ展にて EXPOの二人と私と中ザワ君。
20世紀以来、久方ぶりに中ザワ君に会って、愉快に旧交を温める。
他の色々な人達ともガヤガヤと…。




2014年5月の太田さん



団結! 
Pakito (Le Dernier Cri), 中山さん(タコシェさん)と


昨今の太田さん(2014年2月)



深夜のフラヌール(なで肩 柳腰)。渋谷宇田川町2月。


太田螢一Tシャツ新作計画進行中

今回のTシャツはタコシェさんの企画・制作。今年のTシャツシーズンにお召しいただけるよう現在進行中です。太田さんの描線のテイストをなるべくそのままに刷っていただける業者さん探し等、タコシェさんがご尽力くださっています。タコシェさんのサイトでも発売前から状況がupされる予定です。海外発送にもご対応くださるそうですので、海のあちらの皆さんもお楽しみに! 


昨今の太田さん(2014年冬の某日)








太田螢一装画「路地裏のヒミコ」(飴村行さん著)発売中

お正月返上でヒーコラ表紙絵を描いたテラー小説がこの二月の後の方に出版されます。本体にも二枚描きました。表紙はアクリル・ペインティン。中二枚は生まれて初めて(*)の鉛筆画です。乞御期待。 (太田螢一)」
*出版用には初めて。

「路地裏のヒミコ」飴村行著 文藝春秋社刊 2014年2月20日発行
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900230





ゲルニカ「改造への躍動」を iTunesでも

1stアルバム「改造への躍動」が iTunes より配信開始されました。

ttps://itunes.apple.com/jp/album/gai-zaoheno-yue-dong/id799272999


「アヤトリシアワセ印」ナゴム・レコード再始動

2013年11月6日、新生ナゴム・レコード第一弾となる鈴木慶一さんとKERAさんのユニット No Lie-Sense のアルバム "First Suicide Note"発売。
新生ナゴム・レコード=純正ナゴム・レコードとのことで、太田さん作「アヤトリシアワセ印」ロゴ・マークも現役復帰。販売店によってはロゴ・マーク入りのステッカーやバッヂの特典、CDとロゴ・マークも入ったTシャツとのセット等が現定数ご用意されている模様です。


昨今の太田さん


↑クリックで拡大


少し前にデザインした「秋田未来株式会社」ロゴタイプ&シンボル


↑クリックで拡大


ハレンチ フレンチと。(パキートと私。2013年6月 タコシェにて。)
with HARENCH FRENCH (Pakito & Kêiti at TACO ché)


Photo by Marie Pierre Brunel




パキート・ボリノ氏(Le Dernier Cri主宰)再来日イヴェント

東京・渋谷、神宮前"Galaxy 銀河系"さんと宇田川町"UPLINK FACTORY"さんにて関連イヴェントがいくつも予定されています。
まずは2013年6月22日、神宮前はキャットストリートに位置する
"Galaxy 銀河系"さんの9日間期間限定「ル・デルニエ・クリ専門店<東京支店> LDC SHOP TOKYO」開店記念パーティからスタート。
21日現在、Galaxyさんから太田さんのフランス発ポスターも展示設営中の速報をいただきました。
パキートさん作の発色そのほかもろもろが気になっていた方も、昨夏のオープン以来、充実の音響でも噂のスペース"Galaxy 銀河系"さんが気になっていた方も、この機会にどうぞ!

イヴェント内容は、各日、イヴェントごとに異なります。
各会場のウェブ・サイト等からスケジュールをご確認ください。

Galaxy 銀河系
渋谷区神宮前神宮前5-27-7 B1
http://www.thegalaxy.jp
(http://www.thegalaxy.jp/programme/dernier.php)

https://www.facebook.com/thegalaxyjp

UPLINK FACTORY
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階
http://www.uplink.co.jp/
(http://www.uplink.co.jp/event/2013/12652)

http://blog.goo.ne.jp/kuro_pipe


チャッ コロコロ チャッ コロコロ チャッ コロコロ
「もしもし ラトビアの Popper Magazine(Vol.3) って本に
昔描いた電話の絵を掲載しました。」 ガチャン。


http://www.poppermag.com/
https://www.facebook.com/Poppermag


昨今の太田さん (2月20日のトップ・ページより)

おわあ!と私の生まれた2月20日。
この日付け生まれの著名な方々は沢山いらっしゃいますが
なにより村山槐多が喀血死し小林多喜二は拷問死し聖徳太子が入滅されたのも2月20日。
若々しい形のまま不如意に亡くなられた先人達の口惜しい魂の加速度を少しだけはこの身に感じさせていただきながら
これからの日々を生まれつづけたい私の2月20日なのです。
太田螢一 (2013年2月20日)


太田螢一ジャケ画 ヒカシュー「うわさの人類」CDリイシュー

2012年8月12日、BRIDGE INC.より
最新リマスタリングが施され、紙ジャケにて発売予定。太田螢一作ジャケット画第一号のヒカシュー3rdアルバム。オリジナルの発売から31年、リイシューCDとしては9年ぶりになります。
多くの人々が「一度見たら忘れられない」太田螢一ジャケ画の歴史、ここに始まる!

BRIDGE INC.さんのお知らせページ
http://hikashu-reissue.seesaa.net/article/282509409.html




ゲルニカ築三十年

1982年6月21日、アルファレコード \ENレーベルより、1stアルバム
「改造への躍動」が発売されました。レコードデビュー30年。


GUERNICA 〜GUERNICA 30TH ANNIVERSARY〜
ゲルニカ・デビュー30周年記念
CD BOX (SHM-CD)
2012年3月21日発売(限定生産盤)

「諸君、さあ春だ! 大きな声でご唱和を!」

2ndアルバム「新世紀への運河」、3rdアルバム「電離層からの眼指し」を紙ジャケで覆刻+未リリースのライヴ音源(1989年、名古屋フレックスホール)を合わせた3枚組。
ライヴ盤には、"復興の唄"ほか、このboxには含まれない1stアルバムからの楽曲の演奏も数多収録されています。
いくつかのお店では、各店オリジナル特典が用意されているようです。

ゲルニカ・デビュー30周年記念CD BOX
TECH-75291〜93 (初回プレス、シリアル・ナンバー入り)
3枚組 \7,500(税込)

テイチクエンタテインメントのゲルニカ・オフィシャル・サイトにて
収録曲や仕様等をご確認になれます。
http://www.teichiku.co.jp/artist/guernica/

ゲルニカ・オフィシャル・サイト
http://www.n-two.net/guernica.html

当サイトのゲルニカ・ページ
http://www.h2.dion.ne.jp/~keiticle/guernica/


太田さんの詩が聴けるアルバム、他にもまだまだ発売中

ポータブル・ロック 「LOST & FOUND」
2012年03月14日新発売 Bigpink Records, BPR-1004
当時の未リリース楽曲+2006年と2011年の再結成ライヴ音源によるアルバム。"ゴーレム・ポルカ"ライヴ・ヴァージョンを収録。

ポータブル・ロック 「Beginnings +5」
2011年10月29日 Solid Records, CDSOL-1460
'90年代に発売された'80年代の初期ポータブル・ロックのデモ・テープ音源集「Beginnings」にボーナス・トラックが5曲追加されたリイシュー+ボーナス盤。太田さんの詩を数曲収録。とても瑞々しい唄々です。ジャケ画は、ゲルニカでもお馴染みの旧友、フォックス博士。フォックスさんの詩もたくさん収録されています。

「KING ソングス of ニューウェイヴ」
2011年10月26日 Victor Entertainment, VICL-63793
ゲルニカ、戸川純、8½ 、野宮真貴、ポータブル・ロック、ヒカシュー、PLASTICS、ジューシィ・フルーツ、P-MODEL、チャクラ、コスミック・インベンション等を収録したコンピレーション。太田さんの詩は"磁力ビギン""リズム運動"の二曲がピック・アップされています。

「初音ミク Sings ニューウェイヴ」
2011年10月26日 Victor Entertainment, VICL-63792
上記「KING ソングス of ニューウェイヴ」収録曲を全曲、ボーカロイド達が歌い上げます。Pさん達による新解釈のアレンジも。

ゲルニカ「改造への躍動」 (Blu-spec CD)
2011年05月11日 GT music, MHCL-20131
ゲルニカの1stアルバム+シングル盤AB面「銀輪は唄う/マロニエ読本」を収録。紙ジャケに歌詞カードもLPで発売時と似た紙質で再現、LPのミニチュアのような仕上がりです。

野宮真貴 「ピンクの心 +2」 (SHM-CD)
2010年10月20日 Victor Entertainment, VICL-70095
ブックレットのインタヴューも充実、野宮さんのお言葉で"原爆ロック"収録についても語られています。リマスタリングで音が格段に良くなっています。

ハルメンズ 「ハルメンズの近代体操 +8」 (SHM-CD)
2010年10月20日 Victor Entertainment, VICL-70094
太田さんの絵のタイトルがアルバムのタイトルに。太田さんの詩も2曲収録。こちらも新リマスタリング盤です。

戸川純
TEICHIKU WORKS JUN TOGAWA〜30TH ANNIVERSARY〜
|(SHM-CD+3DVD, 限定生産盤r> 2009年07月22日 テイチクエンタテインメント
このページの下の方や、当サイトのゲルニカ・ページで詳細をご紹介しています。

戸川純
TOGAWA LEGEND SELF SELECT BEST & RARE 1979-2008
2008年07月09日 GT music
ゲルニカの楽曲の他にも、"リズム運動"や「ゴジラ伝説」へ寄せた太田さん作詩の"神聖ムウ帝国亡国歌"を収録。スセムソタマンダ!

少年ホームランズ 「少年ホームランズ 16」
2008年02月16日 Solid Records, CDSOL-1214
ジャケットが太田さん画。再リリースでボーナス・トラックが増えました。

ロック NIPPON〜しりあがり寿セレクション
2007年01月24日 GT music, MHCL-977 
ゲルニカの他に、「太田螢一の人外大魔境」より"西安の子供市場"を収録。

ポータブル・ロック 「Q.T」
2006年12月20日 LOST HOUSE ARCHIVE CLUB, LHAC-7001
メジャー・デビュー・アルバムを、リマスター、紙ジャケで限定発売。

Various Artists
「Bright Young Aquarium Workers (陽気な若き水族館員たち)」
2005年06月22日 水族館レーベル, TKCA-72866
太田さんのアイディアがレーベル名に。'80年代半ばに発売されたアルバムを紙ジャケで再々リリース。太田さんの詩は、Voiceのアルバム未収録曲が2曲収録されています。このジャケ画もフォックスさん。


太田螢一作詩曲収録盤はこの限りではないのですが、比較的入手しやすい発売が近めな盤はこのようなところでしょうか。



巷のうわさ

「巷のうわさではイラストレーション誌最新号の土井章史さん担当頁に絵が載ってるそう。ちっとも知らなかった。」 (2011年10月 太田螢一)

illustration誌 2011年10月現在の最新号は192号です。
http://www.genkosha.co.jp/il/


フランス発 大型セリグラフ・シリーズに新作「子供爆弾」登場

新ポスター発売を記念して、同シリーズの大型セリグラフ全作が新作の円高還元価格と連動中! お求めやすくなりました。タコシェさんでもお取り扱いが開始されます。

「漁港にガラリゴロリところがされたカッチンコッチンの冷凍マグロに想を得たこの絵は…」
太田さんのコメントの続きと詳細は当サイト特集ページでご案内しています。どうぞご覧ください。

フランス発 大型セリグラフ・シリーズ特集



太田螢一新作&未発表作掲載 3D book "3DC"発売中

この縮小画像では見づらいですが、赤青眼鏡で見る3Dプリント。
実際の本の大きさは縦約42cmの大画面です。

飛び出す!『蝿捕り週間』
近頃"Le Dernier Cri"が大判の3Dブックを出版!
私の2点の作品が載ってます。
その1点が「蝿捕り週間」の絵。
これはしばらく前に頼まれて仕事として描いたのだけれど、その後、計画がのびたらしく陽の目をみないまま宙ぶらりんになってて今回3Dには向いてそうだったので入れ込んでもらったという顛末。
色味がかなり無いですが実際の色彩は元々の頼まれ事が世の中に現れた時に楽しんでね。
絵の中の男の子のおしりのあたりがどうしたものかかき消えてるのは元はちゃんとあったんだがたぶん電送機の不具合でどこかへ行っちゃったのね。
絵の下の電気的レタリングも僕が描いたものをパキートが料理してくれた。
もう1点の絵は『感電!電気魚』。
本が欲しい人はタコシェまで。
セロハンの色眼鏡付き。他の作家色々。
(2011年7月 太田螢一)」


ストレンジ・デイズ誌 ゲルニカ・インタヴュー第3弾は戸川純さん

ストレンジ・デイズ誌のゲルニカ30周年企画、6月号の上野耕路さん、
7月号の太田さんに続いて8月号には戸川純さんが登場、
当時の太田さんの言葉も語られています。

2011年8月号(No.141)は6月20日発売
http://www.strange-ds.com/

太田螢一インタヴュー掲載の2011年7月号(No.140)は
バックナンバーお取り扱い店からお求めになれる他、
電子雑誌版でもご覧になれます。

MAGASTORE 「ストレンジ・デイズ2011年7月号」試し読みより
太田さんのページの一部、参考画像:




電子版では近影がカラーに

電子雑誌書店 MAGASTORE ストレンジ・デイズ[Full版]
http://www.magastore.jp/product/2696



ストレンジ・デイズ誌 2011年7月号に太田螢一インタヴュー

2011年5月20日発売予定の音楽誌
「ストレンジ・デイズ」7月号に太田螢一インタヴューが掲載されます。
それに先立って、同誌6月号の上野耕路さんインタヴューやディスコグラフィーにも太田さんの名が登場しています。続いて7月号に太田さん本人が登場、「改造への躍動」リイシューということでゲルニカのお話の割合が多めです。

7月号(No.140)は5月20日発売予定
http://www.strange-ds.com/

撮影: ストレンジ・デイズ 岩本氏


2011年5月11日
ゲルニカ「改造への躍動」
リイシュー 
(完全生産限定盤、
紙ジャケ、
2006年リマスター音源の
Blu-spec CD化)

当サイトのゲルニカ頁でご紹介

Blu-spec CDはお手持ちのCDプレーヤーでお聴きになれます。
Blu-spec CDとは
http://www.blu-speccd.jp/about.html

Sony Music Shopの商品ページ
http://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?cd=MHCL000020131


太田螢一グッズをいくつか出荷、タコシェさんにて販売開始

・Le Dernier Cri製 お人形クッション
(太田さんお手製パッケージ、肉筆サイン入り)

・Le Dernier Cri製 ポストカード三種
(太田さん肉筆サイン画入りお手製封筒付き)

・ワケあり太田さん手刷り布貼りノート
(太田さん肉筆サイン画入り)

・ワケあり太田さん手刷りレターセット

・発掘太田さん手刷りTシャツ

・トムズボックス製太田螢一ピンバッジ

出荷していたグッズが販売開始されました。
初出荷のものもあり、ワケありお蔵入りの出現もあり。
クッションやノート、カードの封筒には太田さんが手書きで一点一点サイン。
封筒には、今回の出荷の為に刷り下ろした絵柄も。
ピンバッジは店頭品切れだった種類を太田さんの手持ち分から提供、ほとんど一般販売されていなかったメタル部が色違いのものがごく僅か含まれます。
ノートなどは以前の発表時にも数が少なく(今回「ワケあり」の原因となった「逆さまプリント」もその理由のひとつ…)当時の店頭でもあまり見かけられなかったもので、今回も元々少数のグッズがいくつかございます。
現品限りのアイテムにつきましては、既に売り切れの際はご容赦ください。

今回のタコシェさんの太田螢一グッスご案内ページはこちらから


ゲルニカ デビューアルバム「改造への躍動」
初のBlu-spec CDで再リリース、2011年5月11日発売予定

1982年発表の1stアルバムが、2006年のリマスター限定盤をベースに高品質素材CDにて甦ります。
2009年発売の戸川純さんのBOX "テイチクワークス" にSHM-CDで収録された2ndアルバム「新世紀への運河」、3rd「電離層からの眼指し」と併せ、今回のデビュー盤Blu-spec CD化でゲルニカの全オリジナルアルバムが高品質素材CDで出揃うことに。
今回も完全生産限定盤のようです。

http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/MH/Guernica/MHCL-20131/


太田螢一最新発表作「悩まし時計」セリグラフ・ポスター発売中

Le Dernier Criによるシルク・スクリーン・プリント。
これまでのフランス作セリグラフ・ポスター・シリーズよりやや小ぶりサイズ、パキートさん来日記念も相まって\2,500のお買い得価格になっております。日本入荷は約30枚ほどです。

タコシェさんのページやLe Dernier Cri JAPAN TOUR特設ブログで詳細をご紹介くださっています。通販もご利用になれます。

タコシェさんの「悩まし時計」通販ページ
http://taco.shop-pro.jp/?pid=23578240

Le Dernier Cri JAPAN TOUR特設ブログ 「悩まし時計」
http://dcjptour.blogspot.com/2010/09/ohta-keiichi-punctual-clock.html

同梱推奨、タコシェさんお取り扱いの太田螢一関連アイテム
・在庫限り! Tシャツ、ピンバッジ、"OPIUM"オフセットポスター(サイン入り)
http://taco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=67663&csid=2&sort=n

・Le Dernier Cri JAPAN TOUR 関連本(太田螢一表紙画)、
太田螢一
旧作をコラージュであしらったDC moneyもあります
http://taco.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=88519&csid=8&sort=n


LE DERNIER CRI JAPAN TOUR 2010 大詰め (終了)

2010年10月、東京日仏学院に於ける展示をもって
今回のジャパン・ツアー全日程を終えました。

Le Dernier Cri作の本やポスターが一堂に!
東京日仏学院 「最後の叫び - パキート・ボリノ」
2010年09月17日 (金) - 2010年10月26日 (火) 入場無料
http://www.institut.jp/ja/evenements/10129

〒162-8415 東京都新宿区市谷船河原町15
JR飯田橋駅西口より徒歩7分:JR総武線
地下鉄飯田橋駅B3出口より徒歩7分:
東京メトロ有楽町線、南北線、東西線、都営地下鉄大江戸線


パキート・ボリノ DOMMUNE 出演 (放送終了)

タコシェさんよりお知らせいただきました。

http://dcjptour.blogspot.com/2010/09/blog-post_22.html
2010年9月23日(木祝)19:00〜
PCからも試聴可能です。
http://www.dommune.com/

都内各所と福岡で展開中のLE DERNIER CRI JAPAN TOUR、
タコシェさんでは26日までパキートさんの原画も展示中です。(終了)


LE DERNIER CRI JAPAN TOUR 2010 続報

太田螢一最新作を表紙にした来日スペシャルエディション本や
新作ポスターを展示・販売。
会場によっては太田螢一旧作ポスターも何点か展示中です。
パキート氏の出現先は来日前の予定より増え、
LE DERNIER CRI JAPAN TOUR 2010特設ブログ
にて状況や出品物紹介が続々更新されています。

各会場ごとに期間や内容が違いますので御注意を!

出没が増えるにつれ、各関連サイトでの掲載も増殖。その一例、
webDICEさんのページでもツアー内容を一部ご覧になれます。
http://www.webdice.jp/dice/detail/2640/


LE DERNIER CRI JAPAN TOUR 2010

「私が'80年代後半より長く親交をつづけてきたボリノ・パキートがオルガナイズするフランスのアート結社デルニエ・クリのエキシビションが日本で行われます。
パキートも初来日し、デルニエ・クリで作製された私の作品もいくつか展示される見込みであります。

以前パキートの刷った私の作品
『浮き袋を吹いて遊ぶ』。→
思いも寄らない魅力的な色彩感!」
(太田螢一)

2010年9月後半、ル・デルニエ・クリ主宰パキートさんがついに初来日。
東京と福岡にてエキシビションや
ライブイベントが予定されています。
このエキシビションに向け、太田さんも新作ドローイングを描き下ろし。
他にも、ル・デルニエ・クリ製作セリグラフの数々が
マルセイユから海を渡ってやって来ますよ。

詳しくは LE DERNIER CRI JAPAN TOUR 2010特設ブログ


月刊『美術手帖』誌 2010年新年号に"電光ボーイ"掲載

「この絵、今ごろは、遠いお国で家族だんらん楽しい会話につつまれてデラデラ活気づいてることでしょね。お子達の明日を照らしながら。」(太田螢一)

『美術手帖』 2010年新年特大号 日本イラストレーション史特集
http://www.bijutsu.co.jp/bt/
美術出版社より2009年12月17日発売予定。

太田さんによる「電光ボーイ」解説はこちら


マルセイユ発、シルク・スクリーン・ポスター新顔

フランスのLe Dernier Criからシルク・スクリーンによる手刷りの新しいポスターが届きました。'90年代の太田螢一ドローイング作品より "Mincer"。
全世界100枚限定。
ル・デルニエ・クリ日本ツアー2010協賛価格を予定しております。
お問い合わせはこちら、お申し込み受付中!


太田螢一画フランス発ポスター・シリーズはこちらから




太田被服Tシャツに関する朗報

太田さんが絵柄を描き下ろし、シルク・スクリーンで1枚1枚プリント、アイロンをかけ、手刷りのタグやラベルも縫い付け取り付け送り出す太田被服Tシャツ。
シャツの生地やデザイン、サイズ、インク色との組み合わせヴァリエーションが多様でそれぞれの枚数が少ない為、通販ではご紹介しにくく全種類を店頭でご覧いただくこともままならなかった「手がかかるけれど可愛い子」な太田被服Tシャツ。

今回、タコシェさんが少数のシャツもできるだけお選びいただけるようにお店のページへアップしてくださいました。

タコシェさんのトップ・ページのリンクからオンライン・ショッピングでお求めになれます。
あきらめていらっしゃった方々もご覧になってみてください。

タコシェさんへのリンク
タコシェさんの太田螢一グッズお取り扱い一覧ページ
(2ページ目では風呂敷きやポスター、バッヂ等のお取り扱いも)

当サイトの太田被服ページ
(1つの絵柄につきシャツの種類が一様ではなく、このページのシャツは売り切れのものが多いです。このページを絵柄のご参考例に、現在ご入手可能なシャツは
タコシェさんでご確認くださいますようお願い申し上げます。)


"TEICHIKU WORKS JUN TOGAWA 30th anniversary"
戸川純さん芸能生活三十周年記念ボックス テイチクワークス
2009年7月22日発売、ゲルニカ盤も3枚+映像3曲収録



ゲルニカの歌姫から音楽のお仕事を始められた戸川純さんの芸能生活三十周年記念ボックスがテイチクから発売されました。
全9枚組(SHM-CD6枚+DVD3枚)のうち、ゲルニカはCDが3枚+特別編集DVD1枚の中に3曲収録されています。

戸川純さん、上野耕路さん、太田さん。この3人でなければ成し得なかったゲルニカ。
CD3枚はオリジナル・アルバム2枚(2ndと3rdにそれぞれボーナス・トラックを追加)とLIVE&DEMOの特別編集盤が1枚。
ゲルニカのテイチク在籍時に発表されたアルバム「新世紀への運河」「電離層からの眼指し」は初の紙ジャケ化、初SHM-CD化で収録。
この2枚のアルバムは2002年に期間限定生産された「ゲルニカボックス」以来、数年ぶりのリリースです。1988年と1989年のアルバム発表時にはアナログLP、CD、カセットテープと三形態で発売。歌詞カードのデザインがそれぞれ少し違いました。今回はデザイン要素が多いLP仕様で復刻され、当時のCDのブックレットには掲載されなかったレイアウトや写真も含まれます。
LIVE&DEMO特別編集盤CDのジャケットは、太田さんデザインによる再結成時のライヴ・チラシからの採録です。

ゲルニカの1stアルバム「改造への躍動」(近年では2006年に紙ジャケ仕様で限定発売、2008年にアンコール・プレス)はアルファ・レコード在籍時の作品のため今回のテイチクボックスには収録されていませんが、LIVE&DEMO特別編集盤に収録されたデビュー前のデモ音源やデビュー間もない1982年7月のライヴ、再結成時のライヴ録音で「改造への躍動」の楽曲もいくつか聴くことができます。中には初商品化の音源も。

ボックスのブックレットで戸川さんがゲルニカのエピソードをたくさん語られています。
幣サイトでは主にゲルニカに関してのご紹介となりますが、戸川純さんのソロ盤やヤプーズ、東口トルエンズの名曲・名唱・名演も多数収録の戸川純さん監修によるボックスです。

TEICHIKU ENTERTAINMENT 内のアーティスト・ページに概要、
いくつかのオンライン・ショップでも詳細が紹介されています。
お店によっては先着数量限定で特典有り、各店舗で少しずつ違うようです。詳しくはお店でご確認ください。

主なオンライン・ショップのテイチクボックスへのリンク
(amazon.co.jpは最初から特典は掲載されていません)
いぬん堂さんのテイチクボックス案内ページ
disk unionさんのページ
HMVさんのページ
TOWER.JPさんのページ
amazon.co.jpさんのページ


戸川 純さん監修
"TEICHIKU WORKS JUN TOGAWA 30th anniversary"
2009年7月22日(水)発売、全9枚組BOX(CD6枚+DVD3枚)
TECS-24411(TECS-24411〜6/TEBS-24021〜3)

※ゲルニカ関連リリース情報一覧は当サイトのゲルニカ頁へ


最初期作品 1979年作「電光ボーイ」原画展示 終了しました
 ※裏描きドローイング画像を追加

太田さんによる解説はこちらのページへ移動しました




裏描き画像を追加

パノラマ・アワー展出品作「電光ボーイ」のペインティング原画がタコシェさん(東京・中野ブロードウェイ3F)にて2009年5月2日〜5月20まで期間限定公開されました。

1979年作、最初期の代表作であり、先日発売の"1980年代のポップ・イラストレーション"(アスペクト刊)にも掲載されたこの絵は、この後、幸せな家庭へ迎えられて海外で暮らします。
海を渡ると今後の日本での展示が難しくなるため、「1人でも多くの人に原画を観て欲しい」という太田さんの希望により、渡航前に短期間の展示が急遽決まりました。
絵の持ち主へのギフトとして描かれ、普段は公開されることのない「額の裏描き(描き下ろしドローイング)」も部分的に公開。
F30号の大きな絵で額の幅が1m以上ありますので裏板も大きく、裏描きも力作です。

「今から30年昔、1979年に描かれたこの絵は当時『パノラマ・アワー』なる千葉方面で私が主宰したグループの展覧会の為に制作されました。それまで描いていた作品をより自分そのものの形にしようと色々な自分の中の自分らしい傾向のエッセンスを核融合しつつ、描き方、考え方、在り方等の決定的な型を…」
太田さんによる解説全文はこちら(つづきを読む)


"1980年代のポップ・イラストレーション"(アスペクト刊)
'80年代に於ける代表作15点を掲載

小田島等氏監修、2009年3月発行。ISBN:978-4-7572-1590-0
アスペクト社ウェブ・サイトの「1980年代のポップ・イラストレーション」概要ページ内「目次を見る」リンクから目次をご覧になれます。
(一部のブラウザで書籍データが表示されない場合があるようです。
そのような場合は最近のブラウザでお試しください)

【あやまち】
132頁と133頁の絵とキャプションが逆になりました。ごめんなさい。

太田螢一作品集「AMNESIA」発表が1986年でしたので、AMNESIAに含まれていない'80年代後半のイベント出品作、レコード・ジャケット、本の表紙画、映画ドグラマグラのポスターからも選んでいます。また、AMNESIA収録後、作者の手元を離れる前に少々加筆され、現在の姿がこの本で初公開となる作品もございますので並べて見る楽しみも。


Agnès Giardさんの本"Dictionnaire de l'Amour et du Plaisir au Japon"に旧作を数点提供

2008年11月発行。フランス在住の女性ジャーナリスト、アニエスさんのフィルターを通した日本のエロにまつわるあれこれを日本の現代作家の作品を中心に浮世絵など多様な図版とともに詰め込んだ「アニエスさん流、日本の愛に関する風俗辞典」
太田螢一作品はペインティングとドローイング合わせて旧作を6枚提供。巻末に作家紹介文と取材時の近影が掲載されています。


"NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流"
(アスペクト刊)

ばるぼら氏著、100%Project 監修。2008年7月発行。
ISBN:978-4-7572-1449-1
アスペクト社ウェブ・サイトの「NYLON100%」概要ページ内「目次を見る」リンクから目次をご覧になれます。
(書籍データが表示されない場合は最近のブラウザでお試しください)

日本のニューウェイヴ・シーンを語るときしばしば話題に上り、ゲルニカ誕生にも大きな役割を果たしたカフェ、ナイロン100%。当時を知る人々の証言により、ナイロン100%がシーンや証言者たちに与えた影響を浮かび上がらせます。太田さんはインタヴューでゲルニカのほか、友人達、絵でデビューした当時(ナイロンで原稿を渡したり)の様子など語っています。他の証言者で太田さんについて触れているかたもいらっしゃいます。
「この事も話しておけばよかった。あの事も…」 例によってまだまだ話し足りない太田さんです。


フランスのコミック・アンソロジー"L'Horreur est humaine vol.2 - N°1"に作品を数点提供

2008年初夏発行。コミック・アンソロジーとのことで初期の漫画「予防接種」(AMNESIAに収録)を。そのほか一枚画のペインティングやドローイングも寄稿。ゴム会社のパンフレットに描かれたペインティング「Gomme」、やぎのレコードジャケ画「Hammam」、太田螢一風呂敷き用に描かれたドローイング原画など。旧作ですが日本でまだ書籍に収録されていない作品も掲載されています。ペインティングの色が比較的きれいに出ています。日本への入荷は僅か。入手ご希望の方は弊サイトへご相談ください。400ページを超える厚い本です。


少年ホームランズ 2008年2月16日 紙ジャケで再発


SOLID RECOrRDS ULTRA-VIBE CDSOL-1214
少年ホームランズといえばこのジャケ画。LPレコード発売が1987年、CD化が1988年、そして今回20年ぶりにデジタルリマスタリング盤が紙ジャケで発売となりました。前回CD化の際に追加されたボーナス・トラックに加えてさらに発掘音源を4曲追加の全16曲、\2625(税込)。
ディスクユニオンではオリジナル特典CD-Rも用意されています。
(枚数限定、先着。特典にも
この絵のプリントが。)
ディスクユニオンの紹介ページ


働く僕ら、人外大魔境について少し
「今 販売中(2007年8月時点) の雑誌"MOE"にどなたかの推薦で絵本『働く僕ら』が取り上げられているそう。残念なことにご近所の本屋には取り扱いがなかったのでまだ見ていないのだが具体的に人からの評価が少ない本だったのでとてもうれしい。『働く僕ら』は、今みてもかわいげのある本なのでどうぞ皆さん全国書店で販売されていませんので買ってください。
又、すでに前々号となる"レコード・コレクター"誌(2007年7月号)の\ENレーベルについての文章の中でほんのささやか『人外大魔境』について語ったりもしている。ほんの少ーしだけど。『人外大魔境』は時間を経てもかなり楽しいアルバムだと思うのでどうぞ皆さん全国レコード店で販売されていませんので買ってください。
 お問い合わせ  1983年の(株)アルファレコード 03(455)1791
1990年の(株)リブロポート 03(983)6191
(太田螢一)」

"MOE"誌2007年9月号(白泉社より8月3日発売)で"ぼくの宝物絵本 「ウソ」のない別世界"として『働く僕ら』を1ページご紹介くださいました。次の号が9月3日に発売されましたが、バックナンバーのお取り扱いもございますのでよろしければお手にとってご覧ください。レコード・コレクター誌は春に取材を受けたものです

なお、amazon.co.jpにてヒカシューのアルバム"うわさの人類"紙ジャケCDの在庫が僅かながら復活していました。お探しの方はどうぞ!

(トムズボックスの土井さん、N・2の市川さん、有難うございました。)

昨今の太田さん
原画(旧作)のご予約が続き、絵のお手入れ(描いた時間より長くかかる絵も…)や額装の用意等でエネルギーを使い果たす日々。
新作はもう少し先のお楽しみです。旧作の一例

LE DERNIER CRI "Hopital Brut"最新号に旧作掲載
ペインティングとドローイング計3作が掲載されています。

太田螢一 2007年 新年の言葉
今年最大の目標
もう30分早起き。そして山盛ドグマチックに。

「人外大魔境」収録曲『西安の子供市場』を収録したCD発売
日本のロックを集めたコンピレーション盤シリーズのうちの1枚、初期テクノ/ニュー・ウェイヴから選ばれた"ロックNIPPON〜しりあがり寿セレクション"にアルバム「太田螢一の人外大魔境」より『西安の子供市場』が収録される模様です。
これまでにもこの唄をピックアップしたV.A.盤が複数存在しながらも しばしば再発を熱望される人気の曲、久々のニュー・リリースです。この唄に描かれたものに「気付いてしまった」ら、もう後戻りはできません。

このCDには同時にゲルニカのアルバム「改造への躍動」より『夢の山嶽地帯』も収録されます。ソニーより2007年1月24日発売予定。

CDジャーナル配信記事
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=13791


タコシェさんの新しい紙袋、完成。お買い物でお持ち帰りを
くっきりはっきり力強いドローイングと、繊細なドローイング、
2タイプ揃っています。「千客萬來」のペインティング原画も展示。
こちらのページに元になった原画やご案内を掲載しています

太田螢一の原画をめでながら食事やお酒も楽しめるお店!



「僕の作品が多数 飾られた店が
徳島に出現! (太田螢一)」

続き&「アジト」さんの詳細はこちら
ゲルニカでおなじみ『地球ゴマ』や映画『ドグラマグラ』(夢野久作原作、松本俊夫監督)ポスターおよびテレカの原画、ツインピークスの『踊る小人』等ペインティング原画の他、シルクスクリーン作品、ポスター、レコードジャケット等々が展示された飲食店「アジト」さんの一室。
太田さんの作品をこよなく愛するオーナー氏による"この絵を愛でる喜びを皆さんにも"という懐の広いこのお店、料金設定も懐に優しいのです。


GORGONZOLA 9
ROBOTER - Gorgonzola「フランスの十代の若葉のような少年達が編集する同人誌"GORGONZOLA"に頼まれて表紙に古い絵をリメイクしたものを載せた。小さな本でも表紙は嬉しいもの。僕の絵は表紙むき… (太田螢一)」
'80年代の絵本『働く僕ら』に登場した“新しい僕ら”のROBOTER君を'90年代に新たに描いていたものです。わずか数年の間に、ROBOTER君、色気が…。2003年「太田螢市場」で手刷りグッズの1つ、ファイルの装画として発表しましたが、そのファイルの制作数は数個〜十数個。機械印刷では初公開。
「機械児童」の文字は太田さんのオリジナル、誌名のアレンジは彼らです。日本へは一冊のみ。
「たまには若い人にご褒美もいいか…」シリーズ第二弾(第一弾は直筆カード)。そんな太田さんにもご褒美を!

http://legouttoir.free.fr/cadre_index.htm


太田螢一画、フランス発、大型セリグラフ・シリーズ発売中

2006年新作
「ザ・コンテスト」
画像から特集ページへリンクします

左から「首括り遊び」「予防に優る治療なし」「浮き袋を吹いて遊ぶ」「ザ・コンテスト」。どの作品も紙のサイズがお揃い、絵の部分の範囲もほぼ同じですので1枚分の額装で絵を取り替えてお楽しみいただけます。
価格もお手頃になっています。

この大型セリグラフ・シリーズは、太田螢一ドローイング作品をもとにフランスはマルセイユのアーティスト集団、Le Dernier Cri が自由な発想・カラーリングで制作。
Le Dernier Cri は、シルク・スクリーン・プリント(セリグラフ)工房を構え、自らの手で本や映像作品を世に送り出すパブリッシャーでもあります。彼らの実験室からは、既製の枠にとらわれない融合物が生み出されています。
ヨーロッパ各国を中心にアメリカ等でも積極的にエキシビションを展開、マルセイユの工房内にギャラリーも完成しさらにパワーアップ。
Le Dernier Cri の blog も始まりました。

2009年プリント"Mincer"はこのページの上段でご案内しています


タコシェさんのショップ紙袋用にドローイングを2枚描き下ろし
本など、お店の商品(太田さんグッズに限らず、お店にあるものでサイズが収まれば対象商品です)をお買い上げになりますと、太田さんの絵付きの袋に… 印刷完成、「お店で買い物をして(紙袋を)もらってね」。

当サイト内 ご案内ページへ


太田さんには珍しい色鉛筆画、2005年作
画家やイラストレーターの肉筆オートグラフ・カード・コレクター、アメリカのジェレミーさんのご要望に応えて描き下ろしたカードが彼のサイトに掲載されています。
http://4x6-art.com/ (ギャラリー58に掲載)
(2018年現在リンク切れ)

太田螢一 肉筆画


太田螢一 作詩音源の再発状況

2006年2月22日、ゲルニカの1stアルバム【改造への躍動】が紙ジャケットで完全生産限定盤CDとして再発されました。

当初、今回のゲルニカ及び戸川純さん関連音源の再発シリーズと同時に、【太田螢一の人外大魔境】
-- 1983年LP発売、1990年CD化、1996年【\EN BOX1】入り、
1999年【捏造と贋作】により収録作を多数リメイク --
も同仕様で復刻が予定され太田さんも快諾、発売を待つところでしたが、2005年11月の時点で今回のシリーズには入らないことが決まりました。その理由は、復刻作業が進められた中で、“収録曲『密林快男児』『ピグミー』の歌詞の一部が今回の発売元では出版するに不適切とされている語句に相当する”と判ったためです。

再発企画担当の御方に「この歌詞の内容に差別的意図はない」とご理解があっても、今回の発売予定元から出版するには、関連諸団体と協議、確認の上、但し書きを添えなければならず、この2月発売のシリーズには間に合わないとのことでした。

今後の見通しは伺っておりません。長年このアルバムをお探しの方々、再発をお待ちかねの方々に現時点で朗報とならず、「2月は誕生月、良いお祝いになる」と喜んだ後だっただけにガックリですが、好転に期待しつつ、今後とも太田螢一作品をお楽しみいただけますよう願ってやみません。


〈太田螢一作詩曲のうち、現在、新品で発売中の作品リスト〉

この2月の再発シリーズでは、"ゲルニカ"盤の他に、"戸川純&ヤプーズ"のDVD【Tour Live '85-'86】にも太田螢一作詩曲が収録されています(『リズム運動』)。

下記リストは、アーティスト名、【タイトル】、
発売元・レーベル、品番、この品番での発売時期、
太田螢一作収録情報の順です。


ゲルニカ【改造への躍動】リマスター、紙ジャケ仕様、完全生産限定盤
ソニーミュージックエンタテインメント・GT music MHCL-711 2006年2月
以前の初CD化盤や廉価盤、ゲルニカBOXとは違い、歌詞カードがLPの質感に近づきました。\EN BOXにはなかったLPの帯、及びシングル盤『銀輪は唄う c/w マロニエ読本』のジャケットもミニサイズ復刻。

《DVD》 戸川純&ヤプーズ【Tour Live '85-'86】
ソニーミュージックエンタテインメント・GL Visual MHBL-1065 2006年2月
太田螢一作詩曲『リズム運動』ライヴ・ヴァージョンを収録。

《DVD》 ゲルニカ【リライティング・ヒストリー 1982-1989】
バップ VPBQ-19019 2004年6月
ゲルニカ再結成時のライヴ映像や、初期のCM映像等を収録。

戸川純【戸川純 TWIN VERY BEST COLLECTION】
テイチクエンタテインメント/バイディス TECN-35761 2001年12月
ゲルニカで唄われた作品のうち12曲(組曲の数え方によっては14曲)、+ ハルメンズから唄い継がれた『リズム運動』スタジオ録音ヴァージョン(泉水敏郎さんのソロ盤収録)が二枚組のトリに。再発された【改造への躍動】以外のゲルニカのアルバムが現在品切れのため、他のアルバムの楽曲は現行ではこのベスト盤がもっとも入手しやすくなっています。

上野耕路&久保田真吾【捏造と贋作】
アゲント・コンシピオ COCD-9228 1999年4月
『密林快男児』『ピグミー』を含む【太田螢一の人外大魔境】及びゲルニカの楽曲からリメイク曲を8曲+新作詩1曲を収録。

初掲後発売
捏造と贋作【The Lightest Touch】
ソニーミュージックエンタテインメント・GT music MHCL-933 2006年10月
新録音『水棲人』を収録(【太田螢一の人外大魔境】より再リメイク)。

上野耕路クインテット【Toropici Di Vetro】
Zizo/しおさい SHCZ-0023 2003年4月
表題作は『百華の宴』。そのほか太田螢一原詩『磁力ビギン』『ファラオの呪い』を外国語ヴァージョンで収録。

上野耕路アンサンブル【Polystyle】
バップ VPCC-81480 2004年6月
太田螢一原詩『ユーフォルビア』『百華の宴』『磁力ビギン』『ファラオの呪い』『夢の端々』を外国語ヴァージョンで収録。

ハルメンズ【ハルメンズの近代体操】
ビクターエンタテインメント/インビテーション VICL-2015 1990年2月
『リズム運動』『ボ・ク・ラ パノラマ』収録。絵のタイトルがアルバムタイトルに。

ポータブル・ロック【Beginnings】
ソリッド・レコード CDSOL-1019 1995年3月
『ゴーレムポルカ』『天体観測』『ミシンで縫おう!』『自動車レース』『クリケット』のデモ音源を収録。水族館レーベルやメジャーデビュー後の【Q.T】に収録された同曲とは別ヴァージョンで、違った味わいがあります。

ポータブル・ロック【Q.T +1】
徳間ジャパン/WAX TKCA-71439 1998年8月
『Golem Polka』収録。メジャーデビュー後の1stアルバムを元にした再発盤。

ポータブル・ロック【ゴールデン・ベスト】
徳間ジャパン TKCA-72788 2004年11月
『ピクニック』『天体観測』『クリケット』を収録した編集盤。

Various Artists オムニバス【Bright Young Aquarium Workers 陽気な若き水族館員たち】(リマスター再発盤)
徳間ジャパンコミュニケーションズ/水族館レーベル TKCA-72866 2005年6月
参加バンド"ポータブル・ロック"の『クリケット』、"Voice"の『大地の糧』『ホーム・シック』を収録。Voiceのためにデザインした絵文字も見られます。水族館レーベルのレーベル名は太田さんのアイディアが元になりました。

野宮真貴【ピンクの心】(紙ジャケ、リマスター再発盤)
Ss Recordings SS-117 2005年8月
『原爆ロック』を収録。

ショコラータ【encore! Cioccolata live 1985】
Bridge EGD-9 2005年3月
『いつか見た青空』ライヴ・ヴァージョンを収録。
メンバーさん宅から見つかった1985年当時のライヴ音源(@名古屋)を初CD化。


音源以外の関連出版物

《楽譜》 【上野耕路 ピアノ作品集】
全音楽譜出版社 1999年5月
『ブレーメン』『スケーティング・リンク』『西安の子供市場』及び上野氏により太田螢一へ捧げられた楽曲『アムネジア』のピアノ譜を収録。

《本、装画》 松尾スズキ著【ふくすけ】
白水社 ISBN: 4560035709 2002年10月
以前、宣伝美術を担当したお芝居の戯曲が書籍になりました。

《DVD、装画》 松本俊夫監督【ドグラ マグラ】
エスピーオー OPSDS205 2004年2月
夢野久作原作の小説を松本俊夫監督が映画化。劇場公開され、VHSで販売されていた作品がDVDに。劇場公開当時は、ポスター、パンフレットの他にテレカ3種類も販売されていました。
【ドグラ マグラ】は【松本俊夫全劇映画 DVD-BOX】にも収録され、BOXの方には特典でオリジナル・ポストカードが添えられています。


発売時期はこの品番で発売時のもので、再発や編集盤はオリジナルの作品発表時期と異なります。掲載時に少なくとも一軒以上の店舗で注文可と確認できたものを挙げました。こちらにあってあちらになかったり、品切れの近いものも見受けられます。
(2003年にリマスターCD、紙ジャケで再発されたヒカシュー【うわさの人類】は既に品切れの店舗が多く、リスト入りを見合わせました。)

上記品番以外の多くが廃番や生産中止状態と思われますが、店頭でひょっこり見つかる可能性があります。
表記洩れが発見されましたら追加いたします。お気付きの点はお知らせいただけますと幸いです。

なお、太田螢一シルクスクリーン作品をお求めの方々にプレゼントしている「太田螢一作詩集テープ(ゲルニカの楽曲以外)」には未リリース音源も収録されています。



風呂敷きの附録、遊べるラベルカードです
誰か僕に あんよ はやしてー

太田螢一風呂敷きにもれなく特製ラベルカード(ポストカード大、
手刷り)がついてきます

バ
 タ
バ
 タ
・・・・・・・
  ♪
♪
こうして(指の)足を出して
バタバタやって遊べます
耽読

  寒くなったので
  タイツ穿きました

トムズボックスUBCコラボのオリジナル太田螢一風呂敷き
アンダーグラウンド・ブックカフェ第6回「地下室の古書展」で発表。
トムズボックスさん(東京・吉祥寺)、中野書店さん(東京・神田神保町)に加えタコシェさん(東京・中野)でもお取り扱い開始、直筆サイン入りもあります。タコシェさんではオンラインショッピングのカート対象商品にも仲間入りしました。
風呂敷きのご購入方法は、いずれかのお店にお問い合わせください。

本のイヴェントということで風呂敷きの絵柄も本をテーマに描き下ろし、会場には原画も展示されました。ラベルを兼ねたカードも合わせて考案。風呂敷きの捺染は専門の方にお任せ、カードはいつものグッズと同じくプリントから穴あけまで1つ1つ太田さんの手作業です。
風呂敷きは味のある綿シャンタン素材、90cm角。

価格:イヴェント会場ではお祭り価格で2,500円、会期後は通常価格3,000円

終了: 「地下室の古書展 vol.6」
2005年10月16日(日)−18日(火)
於:東京古書会館地下ホール

太田さんは「風呂敷き」と書く方が「ふろしき」らしい感じだそうで、当サイトにおいては「風呂敷き」と表記することになりました。

僕らは知恵の木の果実… (続く 太田螢一)


新作グッズ「万能ネッカチーフ」
出荷済み

"めしうど"モチーフと"戯れ蛾"モチーフの2種、54cm角の用途自由なコットンクロスです。
詳しくはこちらからご覧ください

それに先だって出荷していた新作ノート
あっという間に完売、秋以降、若干追加予定

 ハードカヴァー、クロス装の表紙布地に手鏡モチーフをシルクスクリーンプリント。刷りたてホヤホヤでしたが、下記新案ラベルの項と同じ理由で奥付のラベル記載年は過去のものに…
このノートのために考案した新型
直筆サインが1冊に1枚ずつ、
紙いっぱいに描かれています。
  B5判




太田被服 新案ラベル仲間入り
従来のラベルに加え、丸ラベルの種類が増えました。この画像の他にも色違いが2種、計3色あります。
「お手伝いはちゃんとやる事。」

Tシャツも少々追加出荷。シャツの色型、サイズのヴァリエーションが増えました。
添えるラベルの種類は、グッズの素材や絵柄によって変わります。ラベル記載の製作年はラベル製版時に記すため、新プリントでも前の年度になっていることがあります。

衛生防疫モチーフのリュック1つとトート2種、各一点ずつ出荷済
リュックには「救護班」の手書きレタリング入り。素材のリュックが1つしかなく、一点モノです。高さ約50cm。何泊の旅にでも行けそうな大容量ながら畳むと平たくなり、保管場所をとりません。
トートは横型とペーパーバッグ型の2種。こちらも増産未定、今のところ一点ずつです。
3品とも帆布製。背面にkeiticleのロゴ入り、内側に太田被服の特製織りネームを縫いつけ、keiticleバッグ製品用の手刷りラベル(みつばちトートとは別柄)が付いていることも3品共通、出荷時は価格未定(店頭発表)です。
詳細ページへ
写真やサイズ等、こちら(当サイト内、別ページ)で詳しくご覧ください

「(しまいこみっぱなしの)コレクターの人にではなく日常的に使いつぶしてくれる人にこそ買ってほしー。価格はタコシェに問い合わせを。」(太田螢一)
「衛生防疫」バッジとTシャツも発売中!

ヨーロピアン・マガジン"VOXER"に太田螢一特集8ページ
ペインティング旧作が数点掲載されました。VOXERはブリュッセルを拠点とし、英語版・仏語版・蘭語版それぞれ同部数を出版しているそうです。
(2005年夏発行)

『ドグラ・マグラ』DVD(松本俊夫監督作品、原作:夢野久作)発売中!
パッケージは制作時の宣伝美術をほぼそのまま採用。

原画 ご入手可 売約済み
ヒカシュー『うわさの人類』リマスタリングCDも紙ジャケで発売!

太田螢一ポストカード販売中
タコシェトムズボックス(東京・吉祥寺)にて。
両店では太田螢一セリグラフや
ポストカードサイズのシルクスクリーン作品

一部の絶版本(「飛行船帝国」など)も
残部限りお取り扱い。

太田被服 営業中


さらに以前の「昨今の動静」
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