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「帽子屋」
“Hat shop”
クロッシェ、ボンネット、トーク、ブルトン、バスク、キャプリン、コワッフ、チロリアン、キャノチェ、ボーラー、パナマ、鳥打ち、中折れ、、
chapeau に hat
なんでもござれの帽子屋さん。
ですが、これは 会話劇を想定した絵。
帽子屋の主人が 少年の頃の同級生、憧れの女性教師、昔のモナミィ、かっての細君、、と、
首を出しては 引っ込む お得意様達と 採り々々のリボンの様な言葉のやりとりを繰り返しながら「帽子は いかが」「良く おうつりですこと、」「ブリムを 上げて、、」と大賑わい!!
ま、とっくにお店はどこにも無いんですがね、、 わけ があって、、
神保町、水道橋、飯田橋、銀座、巣鴨、中野、、
1970年代から80年代にかけて都内の帽子屋さん あちこち素見してまわってました。その大部分が とっくに姿を消してしまって 今やCA4LAでセレクトしたりします。当時の幻の帽子屋さんの 薄暗い風情を ふと思い出してこういう絵になったのでした。
秋の宵 店内笑いさざめいて、
羽根飾りを ちょいと直しながら
「お似合いですよ!」
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